GPSの軌道修正によるレーダー探知機の影響について

レーダー探知機の一部機種において、以下の現象が稀に発生しております。
つきましては、現象の内容と対応方法について、以下のとおりご案内申し上げます。
お客様には大変ご迷惑をお掛けしました事、またご報告が遅れたことを深くお詫び申し上げます。

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・症状について                                                                      レーダーの電源オン後、液晶画面に「システムエラー」、「機器異常」と表示、                                  もしくはオープニングの動作を繰り返し、その後しばらくレーダーが動作しなくなる。

・理由について                                                                     レーダーは、電源オン後のGPS測位を早めるため(最速GPS測位機能)、                                   電源オフ時のGPSの軌道情報を記憶しています。

この度は、GPSの軌道修正により電源オフ時に記憶した軌道からGPSが大きくズレたため                        レーダーの内部計算に影響をおよぼし、「システムエラー」「機器異常」の表示、                               「オープニング動作」を繰り返したものと推測されます。

・改善方法                                                                         電源オフ時に記憶したGPSの軌道情報は最大72時間(3日間)レーダー機内のGPSモジュールに                     記憶されます。この記憶された軌道情報はレーダーの電源オフから72時間経過後には自動的に                      消去される設計となっております。よって、レーダーの電源オフから72時間を経過すれば、                         そのデータは自動的に消去されレーダーは正常に動作いたします。

・改善されない場合                                                                   レーダーの電源オフ後、72時間経過しても症状が改善されない場合、                                     本体が故障している可能性が考えられます。